生活介護では、一日の生活の中で「静」と「動」のサービスを取り入れながらメリハリのある支援を行うように心がけています。 午前に「静」として染色、陶芸、紙すきなどの創作活動を行った場合は、午後に「動」としてゲームや柔軟体操など、室内運動を中心に行っています。 創作活動では、利用者一人ひとりのペースで活動できるように、各工程に参加できるように、ということを目標にし、個性豊かな制作に取り組んでいます。 室内運動では、作業の疲れを休めたり、気分を新しくしたりするために体を動かしています。それぞれの利用者の機能に合わせ、全体で楽しめるものを取り入れています。

染色

描画で描いた絵をもとに染色をします。 スクリーン印刷を使い、布などにプリントし「はし袋」「きんちゃく」を作っています。また作業中に使用する「うでぬき」も染色で作りました。自分だけのうでぬきを使って、作業に励んでいます。

紙すき

牛乳パックを再利用し、主にハガキを作っています。 牛乳パックを湯せんし、セロハンをはがし、一つひとつ手で細かくちぎっていきます。今度はそのちぎった紙の繊維を木づちで打壊します。これをしないと、目の粗い物になるのです。それをミキサーにかけ、木枠で紙をすくい、アイロンにかけて出来上がりです。 紙すきはとても細かく手間のかかる活動ですが、人気の活動です。

陶芸

陶芸では、お皿やカップの他に、マグネット、はし置き、ボタンなども作っています。 粘土を自由に形作り、スポンジがけ、釉薬塗り、サンドペーパーがけなどの工程をこなしていきます。なかなか本格的で、気分は芸術家です。 商品の製作以外では、自由創作の時間を設け、自分たちでデザインした個性豊かな作品作りも行っています。

室内運動

室内運動は、歩行からはじめ、ゆっくり体を伸ばす柔軟体操やゲームなど行っています。みんなからのリクエストを聞きながら音楽をかけ、楽器も使用して楽しみながら行っています。活動の最後には静かな音楽をかけ、部屋を暗くすることでリラックスできる環境作りも行っています。 必要な方には、リハビリプログラムを作成し、実施しています。

入浴サービス

22年4月より、週に1回、入浴サービスを行っています。機械浴を利用している方は、毎週のお風呂を楽しみにしています。 保護者の方からも、負担が減ったと喜ばれています。

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